単量体逐次添加によるビニルエーテル類のリビングカチオン重合を用いて, 種々の構造のオキシエチレン鎖を有する刺激応答性ジブロックコポリマーを合成した. 得られたジブロックコポリマーは, 異なる温度で感熱応答性を示す2種のセグメントを有しており, 非常に狭い分子量分布であった. その水溶液を昇温させると, 低濃度では2段階に相分離を起こし, 13wt%以上の濃度ではある温度範囲で物理ゲルを形成した. それらの転移はいずれも高感度, 可逆的であった. また, セグメントの組み合わせにより, 異なる温度範囲で物理ゲル化することもわかった. 臨界ミセル濃度 (cmc), 臨界ミセル温度 (cmt) 測定や動的光散乱測定の結果, 系の昇温によりミセルの形成が示され, ポリマー構造の及ぼす影響も検討された. さらに透過型電子顕微鏡 (TEM) 観察を予備的に行い, ゲルの構造やゲル形成機構に関しても検討を加えた.
No takes yet. Share an insight, caveat, or question.
Sugihara et al. (2001) studied this question.