(CH3)3COH,(CH3)3COD,(CD)3COH,(CD3)3CODの4種の分子種についてUrey-Bradleyの力の場を用いて,基準振動の計算を行なった。まず(CD3)3COHについて高振動数部分,メチル基のねじれ振動,水酸基の面外変角振動を除外して,At15個,Att10個の基準振動数と各基準振動について,各対称座標へのポテンシァルエネルギー分布を求めた。この結果に基づき,同分子についてさらにAtの基準振動の中から,他の振動とほとんど結合しない4個の振動を除外して近似計算を行ない満足すべき結果を得た。したがって他の3種の分子種については,Atの振動は,この近似計算により,基準振動数ならびに各対称座標へのポテンシァルエネルギー分布を算出した。以上の結果,前報の帰属に対し計算による定量的な裏づけを与えることができた。
No takes yet. Share an insight, caveat, or question.
田仲 智津子 (1962) studied this question.