Bacillus thuringiensisの生産する,結晶性蛋白毒素,δ-endotoxinを含むThuricide A, BおよびCの3製剤の,そ菜の鱗翅目害虫,コナガ,モンシロチョウ,ハスモンヨトウおよびヨトウガの幼虫にたいする防除効果を室内および野外試験規模で調べた。コナガおよびモンシロチョウはThuricideの3製剤のいずれにも高い感受性を示したが,ハスモンヨトウガは低感受性であった。処理後の日数とLC50値の関係も,昆虫の種類によって異なり,コナガおよびモンシロチョウは,処理後の日数に従い,LC50値は漸次小さくなり,2日以後を考えれば,ほぼ直線関係が得られる。一方,ハスモンヨトウおよびヨトウガは処理3日後までは,LC50値が小さくなるが,それ以後はほとんど同じ値を示した。モンシロチョウの幼虫で調べた摂食抑制効果は,致死効果にさきだって現われ,後者が処理後の日数に従い増大するのに比べ,前者はほとんど変わらない。摂食抑制作用による個体の死亡が考えられ,B.t.製剤の間接的な致死要因になることが推測された。散布葉面上のThuricide Aの残留は非常に早く消失し,8および14日後に,それぞれ1/14および1/71に減少した。一方,野外防除試験における見かけの残効性は,5∼7日であると考えられた。
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Asano et al. (1973) studied this question.
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