日本で絶滅が危惧されているチゴモズ Lanius tigrinus 3個体にジオロケーターを装着し,渡り経路を追跡した.秋の渡りは3個体のデータが得られ,いずれも繁殖地から本州を西に進み,大陸を南下した後,3 個体ともインドシナ半島東部を通過し,ボルネオ島で越冬した.インドシナ半島東部とボルネオ島は,それぞれ重要な渡りの中継地,越冬地であると考えられる.春の渡りは 1 個体からデータが得られ,同個体の秋の渡り経路を戻るように琉球諸島を通過し,繁殖地へ戻った.本研究は,事例数は限られているものの,日本で繁殖するチゴモズの渡りの経路や具体的な中継地,越冬地を推定した最初の報告である.
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TANIGUCHI et al. (2025) studied this question.
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