ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウムとクロルホルムイミド酸のアリールエステル類とから(CH3)2N-C(=S)-S-C(=N-Ar')-O-Ar(II)で示される28種のチオールイミド炭酸エステル類を合成した。IIは170℃に加熱すると容易に転位することがわかり,転位生成物(IV)のIRスペクトルではIIで認められたC=Nが消失していることや,IVが(CH3)2N-C(=S)NH-Ar'とCl-C(=S)-O-Arとからの別途合成物と同一物質であったことから,IIは熱転位により(CH3)2N-C(=S)-N(-Ar')-C(=S)-O-Arのようなチオ尿素型の構造になったものと考えられる。その転位はIIのが配位する機構によるのではないかと考えた。IIおよびIVはいずれも新物質である。
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Kaji et al. (1966) studied this question.