イソブテン (IB)-スチレン (St) およびIB-α-メチルスチレン (αMS) のカチオン共重合の動力学的研究を行なった。触媒としてTiCl4, 溶媒としてトルエンおよび塩化メチレンを使用し, -78℃ で重合した、共重合速度はカチオン重合活性なモノマーの含有率が増加するにつれて単調に増大するのに対して, 共重合物の重合度は単独重合物の重合度より著しく低下した。この現象は生長イオンと異種モノマーとの間に生ずる移動 (cross-transfer) 反応を考えると動力学的には説明されるが, その有機化学的な反応機構は不明である。cross-transferの値はIB-St系では単独重合の場合の移動定数比の数倍であるが, IB-αMS系では単独重合の場合の数十倍も大きい値を示した。また元素分析から求めたこれら反応系の共重合比は溶媒の種類によって若干変化する傾向にあった。
No takes yet. Share an insight, caveat, or question.
Okamura et al. (1961) studied this question.