内視鏡下副鼻腔手術(Endoscopic sinus surgery: ESS)の中でV型に分類されている前頭洞単洞化手術(Draf III型/Endoscopic modified Lothrop procedure: EMLP)は難易度の高い手術手技とされている。通常,EMLPは前頭陥凹の内から外へ前頭洞を開放するように前頭洞底を削除し,鼻中隔と前頭洞中隔を削除することで両側の前頭洞を単洞化する。最近,前頭陥凹の外から前頭洞内に入るoutside-inアプローチが行われるようになり,特徴として手術前半に第1嗅糸をメルクマールとして前頭洞底の骨削除を行い,鼻堤を上から下へ削除していく。今回,我々のoutside-inアプローチ施行症例について検討した。その結果,10症例すべてにおいて,効率的かつ安全に手術が可能であり,経過も良好であった。Outside-inアプローチでは手術前半から良好な視野と広いワーキングスペースが得られるため,いち早く効率的に前頭洞開放が可能であり,腫瘍や炎症性病変により前頭陥凹が占拠されているような難治性前頭洞疾患に対する手術として非常に有用な方法である。
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Kodama et al. (2016) studied this question.
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