森林調査においてUAVレーザ計測(UAV Laser Scanning: ULS)が試みられ,高密度な点群による精細なDTMやDSMが取得できるが,森林内では点群が乏しく樹幹直径の計測等の検証が十分ではなく,計測可能なパラメータや計測精度等を明らかにする必要がある。本研究では,スギ人工林でULSによる計測を行い,UAVの飛行コース間隔および点群密度を変えた20通りの点群データセットによる立木データ(本数,樹高,樹幹直径)の計測精度を比較した。立木検出率および樹高については飛行コース間隔や点群密度の明確な影響が認められなかった。樹高推定値は4%前後の誤差であり実用的には許容範囲と考えられる。点群データの幾何学的特性によるフィルタリングにより,樹幹点群の集合体「樹幹クラスター」を検出したが,ほとんどの樹幹クラスターは胸高よりも上部で検出されており胸高直径の推定方法の検討が必要である。高密度な点群データによる計測精度の向上の可能性など,本研究結果を踏まえ,森林計測で求められる計測精度を確保するための飛行コース間隔および点群密度等について検討し,ULSによる森林計測の技術指針の必要性を指摘した。
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Chiba et al. (2025) studied this question.
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