比熱測定によるセッケンの相転移現象の研究は直接セッケンを構成する原子または分子の熱運動エネルギーを求めることを可能ならしめ,測定された値は極めて正確である反面,操作はすこぶる煩雑である。多くの場合物質の転移現象のみを観察するだけでかなりの意味があって,必らずしも比熱測定を行なう必要がない。そのため従来しばしば特定の熱不活性物質を標準にして物質の転移を熱的変化によって求める方法が用いられている。本報においては示差熱分析法によってセッケンの相転移現象を考察する。
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Keizo Ogino (1963) studied this question.