スチレン-ジビニルベンゼンMR型球状共重合体をクロロメチル化したのち,エタノール性硫化水素カリウムとの反応によりメルカプト基を有するキレート樹脂を製造し,その金属イオン吸着性およびヒ素吸着性について検討した。クロロメチル化反応は通常の方法により,またメルカプト基の導入反応は50℃で1時間加熱することにより容易に行なわれた。得られた樹脂は良好な耐酸化性を有し,重金属イオン(とくにAg+およびHg2+)に対し低pH域で選択吸着性を示すことが認められた。また耐熱水性にすぐれた本樹脂は90℃の熱水中からも良好なAs(III)吸着性を示した。カラム法において,20mg/l(As(III)として)の亜ヒ酸ナトリウム溶液(pH6.8)を空間速度(SV)15h-1で通液した場合,35l/l-Resinの点までAs(III)の漏出濃度はo.1mg/l 以下であり,良好なAs(III)吸着性を示した。吸着されたAs(III)は1mol/dm-3水酸化ナトリウム溶液5l/l-ResinをSV7.5h-1で通液することによりほぼ100%溶離できた。
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Maeda et al. (1983) studied this question.
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