施設野菜の水分状態の画像診断のために,植物画像の葉領域の重心y座標の相対値(萎れ指数)を用いる方法の有用性を評価する目的で,実験室で水耕栽培したキュウリ幼植物体に塩ストレスと無酸素ストレスを組み合わせる処理を行い,蒸散速度,茎の太さおよび画像処理で求めた葉の萎れ指数の変化を比較した.茎の太さは茎の細胞の膨圧を反映し,連続的に変化するため,比較的軽度の水ストレスの検出に優れていると考えられたが,顕著な萎れを生じさせるような大きな水ストレスの検出には,膨圧の閾値をよく検出すると推測される萎れ指数の方が優れていた.本研究の結果,水分状態の診断法としては茎の太さと萎れ指数を同時に測定し,茎の太さと蒸散速度がほぼ比例関係にあるような比較的軽度な水ストレスの検出には茎の太さの情報を用い,上記の比例関係が崩壊するような大きな水ストレスの検出には萎れ指数を用いる方が有効であると考えられた.
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Tazuke et al. (2007) studied this question.
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