AKD-2023 (2-アセトキシ-3-n-ドデシル-1,4-ナフトキノン) とその代謝物DHN (2-ハイドロキシ-3-n-ドデシル-1,4-ナフトキノン) の作用機構研究をイエバエ飛翔筋ミトコンドリアを用いて行なった. AKD-2023のミトコンドリア呼吸鎖電子伝達阻害活性はDHNよりも著しく劣った. AKD-2023を単離ミトコンドリアとインキュベートしAKD-2023とDHNの経時的変化をHPLCで分析したところ, AKD-2023は減少し, DHNは増加した. これらのことから, 加水分解物であるDHNがAKD-2023の活性本体であることが示唆された. 酸素電極法により, DHNは Complex III を阻害することが明らかになった. さらに, 2波長分光法を用いてインタクトミトコンドリアの Complex III のヘムbとc1の還元率を測定した結果, DHNの結合部位は Complex III のユビキノール酸化部位 (Q0-center) であることが判明した. 以上のことから, AKD-2023は近年開発された殺ダニ剤とは異なる作用機構であることが示された.
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KOURA et al. (1998) studied this question.
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