ケージ飼育された産卵鶏の福祉に関する基礎的データを得るため,その指標の一つである常同行動(stereotyped behavior)について,質的および量的に検討した,24,37,50および62週齢時に,336羽(3羽×112ケージ)の供試鶏の中から,それぞれ異なる12羽(3羽×4ケージ)を選び,13:00~15:00における行動を録画し,個体追跡サンプリング法を用いて産卵鶏の行動を連続観察した.羽つつき(feather pecking; FP),物つつき(object pecking; OP),頭振り(head flicking; HF),ペーシング(pacing; Pa)等の常同行動に費やす時間は,加齢と共に減少した.常同行動の推移を分析した結果,FPからOP, FPからHF, FPからPaおよびそれぞれの逆方向に有意な推移が認められた.また,OPからPaへの推移も有意であった.以上から,羽つつきが常同行動のフローダイアグラムの中心に位置しており,この行動の発現を抑制する環境を提供することが鶏の福祉レベルの改善に重要であると考えられた.
No takes yet. Share an insight, caveat, or question.
Tanaka et al. (1992) studied this question.
Synapse has enriched 3 closely related papers on similar clinical questions. Consider them for comparative context: