慢性硬膜下血腫増大の機序を検討するために, 血腫外膜をhe染色および免疫組織化学的に血管内皮細胞増殖因子(血管透過性因子), 受容体を染色し, 観察を行った.血腫外膜は線維芽細胞, 血管内皮細胞, リンパ球, 好酸球などの浸潤細胞で構成されていた.血管内皮細胞, 浸潤細胞に血管内皮細胞増殖因子が発現し, その受容体も血管内皮細胞とその近傍の浸潤細胞にみられた.血管内皮細胞増殖因子は, 血管内皮細胞の増殖による血管の新生, 血液漏出の因子であることから, これらが慢性硬膜下血腫外膜の洞様血管の増生と, 血管透過性亢進による血腫増大に関与していることが示唆された.
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Sugiyama et al. (2000) studied this question.
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