イチゴ果実内の糖含量, 特に糖組成に着目して, 品種間, 収穫年次間, 作型間の相違と成熟に伴う変化について検討した.1. 全糖含量と組成別糖含量は品種間と収穫年次間で差異が認められたが, 'とよのか', '宝交早生'は'女峰', '麗紅'に比べて, フルクトースおよびグルコースを多く蓄積する品種であった.2. 果実の熟期にかかわらず全糖含量中に占めるフルクトースとグルコースの割合は'とよのか'と'宝交早生'が'麗紅'と'女峰'に比べて大きかった.成熟が進むとその割合は'麗紅'と'女峰'で小さくなり, 'とよのか'と'宝交早生'で大きくなった.3. 全糖含量は促成栽培よりも露地栽培での変動が大きかった.また, 収穫時期別の'とよのか'の全糖含量は'麗紅'のそれに比べて多く, しかも変動が小さかった.4. 栽培条件や品種を変えて果実内の糖含量を測定したところ, 果実内の組成別糖含量は収穫年次, 成熟過程, 作型間で差異が認められたが, 組成別糖含量の割合は栽培環境の影響が小さく品種固有の特性であると考えられた.
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Ogiwara et al. (1998) studied this question.
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