日本で育成されたキャベツのF1 51品種, および固定品種41品種について, Verticillium longisporum comb. nov. (syn. V. dahliae Klebahn)によって発病が引き起こされるバーティシリウム萎凋病に対する抵抗性を検定した.激発圃場を用いたF1品種の検定では, 完全抵抗性を示す品種は見出せなかった.しかし'秋徳', 'YR藍宝', 'YR美貌', 'くさぶえ2号'等の寒玉(夏秋)タイプや'金系201号', 'YR506'等の春系または春系の形質を受け継ぐ品種ではほとんど外部病徴が認められず, 実用的には十分な抵抗性を有していた.これらの品種は親系統に'川崎(川崎早生)'や'愛知夏蒔', あるいは中野早生群の形質が導入されているものが多かった.また'夏山', 'アーリーボール', '輝吉', '麗峰1号'等の中野早生群やコペンハーゲンマーケット群の形質を受け継ぐ品種では, 外部病徴を発現しにくい性質を有すると考えられた.F1品種の育成親として用いられた固定品種41品種について, 菌接種による早期検定を行った結果, 本病害に対する抵抗性遺伝子は, もともと愛知夏蒔群や中野早生群の品種の中に存在し, これらの形質が導入された育成品種に抵抗性も受け継がれていると推察された.これら一連の試験結果から, 本病抵抗性は複数の遺伝子によって支配され, 優性的な遺伝をしていることが示唆された.
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Kemmochi et al. (2000) studied this question.
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