【背景】人工股関節全置換術の再置換の原因に弛み,脱臼,感染,インプラント周囲骨折などがある.本研究では,当院における10年間のカップ再置換症例を調査し,再置換の原因およびこの10年間における変化や傾向を明らかにすることを目的とした.【方法】2015年1月から2024年12月に当院でカップ再置換術を施行した16例(男性1例,女性15例,平均年齢70.6歳)を対象とした.カップの置換が12例,カップとステムの置換が4例であった.【結果】再置換の原因弛み9例,初期固定不良3例,感染3例,頻回脱臼1例であった.弛みのうち3例にライナー摩耗,1例にメタローシスを認めた.【考察とまとめ】初期の症例ではライナー摩耗による再置換がみられたが,近年では減少していた.無菌性ゆるみのうち4例はStryker社のTritaniumカップを使用していた.Tritaniumは弛みによる再置換が報告されておりインプラントの特性を踏まえた慎重な経過観察が重要である.
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森 et al. (2026) studied this question.
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