衛星搭載型マイクロ波放射計(MWRs)は全球の土壌水分を観測しているが,フットプリント(FP)内の空間分布は考慮されていない.本研究は,MWRs推定値の空間代表性を評価する試行的検討として,Sentinel-1 SARデータと機械学習により作成した100m解像度の土壌水分マップを用いて,モンゴル高原におけるAMSR2,SMAP,SMOSの推定値と比較した.その結果,10%以上の高水分時にMWRsが最大15%の過大評価を示すことがあり,FPスケールにおける空間分布を考慮した検証と補正の必要性が示唆された.また,MWRs間の傾向差や地上観測の代表性の限界も確認された.今回の結果は半乾燥地に限定されるが,今後のMWRsプロダクトのアルゴリズム改良や地上観測設計に資する知見となることが期待される.
AIDA et al. (Thu,) studied this question.