本研究では,steam教育における実践的教材としてのブリッジコンテストの設計に関する基礎的検討を行った.まず,コンテストに使用する材料としてヒノキ材,バルサ材,乾燥パスタを対象に,剛性のばらつきを測定し,乾燥パスタが最もばらつきが小さく,偶発的な勝敗を抑制できる材料であることを実験的に確認した.次に,パスタを用いた橋梁模型に対して,構造力学に基づく検討を行い,圧縮が作用する部材の補強が最も効果的であることを,理論および実験の両面から明らかにした.さらに,実際のコンテストを想定した検討により,力学的に合理的な設計が高い構造性能につながることを実証し,評価方法の妥当性を確認した.これらの成果は,steam教育における創造性と論理性を育む教材として,ブリッジコンテストの有用性を示すものである.
KURUMATANI et al. (Thu,) studied this question.