2025年3月に刊行された翻訳書『障害という経験を理解する』(北大路書房)は、障害を単なる医学的事象ではなく、個人と社会からアプローチする「経験」としてとらえる視点を提示し、心理学やリハビリテーション学における障害の捉え方に、新たな視座をもたらす一冊である。本シンポジウムでは、訳者のうち4名が登壇し、それぞれが担当章の概要を紹介するとともに、本書の見どころについて語る。また、各登壇者の研究とも関連付けながら、現代の障害研究における重要な論点を浮かび上がらせる。後半には指定討論者が登壇し、翻訳書を踏まえた今後の心理学および関連領域研究の展望について論じる予定である。本シンポジウムは、翻訳書の概要を紹介するだけでなく、障害に関する研究者・実践者の対話の場を提供し、障害の心理学的・社会学的理解を深化させる新たな一歩となることを目指す。
Sato et al. (Wed,) studied this question.