私たちは子育てをするなかで,地域,保育所,sns,学会などのコミュニティからサポートを受けることがある。その時,こうしたコミュニティとの間には,信頼や助け合いといったソーシャルキャピタルが形成される。一方で,こうしたコミュニティに頼れず孤立したり,コミュニティ内で形成された規範が重荷になることもあるだろう。本シンポジウムでは,コミュニティの存在は,時として支えにも負担にもなり得る性質を踏まえた上で,育児をコミュニティに開放する試みとして,育児支援とソーシャルキャピタルに関する実践的・理論的な議論を行う。話題提供では,育児とソーシャルキャピタルに関する最新の議論を紹介した後に,登壇者らの体験を元にした発表を行う。指定討論では,フロア全体を巻き込み,最新の議論と登壇者らの体験,そしてシンポジウムの場から見出される支援の在り方についての総合的議論を行う。なお,本シンポジウムは,2024年「育児中の学会参加の障壁について議論する」の継続企画である。会場は育児中の参加者も参加しやすいよう,マット・おもちゃなどを広げた会場設計を行う予定である。
Nishimura et al. (Wed,) studied this question.