花街における稽古場は、芸妓が日々日本舞踊や長唄、三味線等の伝統芸能の稽古を行う場である。その他にも、花街イベントの場や地域の活動の拠点としても活用されることがある。このことから稽古場は伝統文化継承のための重要な場所であると同時に、花街文化の発信、地域活性化のための重要な役割を担っているといえる。花街における稽古場建築の研究には、京都五花街における稽古施設を明らかにしたものはあるが、全国の花街の稽古場を対象に建築的特徴及び活用実態を明らかにしたものはない。本研究では全国の花街における稽古場建築を対象に、その建築的特徴やさまざまな活用実態を網羅的に明らかにする点に特徴がある。
Takahashi et al. (Mon,) studied this question.