本研究の目的は,頭部映像から得られる指標として頭部位置・角度,Action Units(AU),視線に着目し,VDT作業による疲労および休憩による疲労回復を検出する有効な指標を明らかにすることである.14名の学生に,疲労に関する主観評価を挟みながらVDT作業として暗算課題を実施し,暗算課題中の頭部映像から顔分析ツールOpenFaceを用いて指標を取得した.本番作業始めの6分間と本番作業最後の6分間,本番作業最後の6分と休憩後の追加作業6分の間において,頭部映像から得られる指標の平均値および時系列変化量(時変量)の変化を統計的に分析した.主観評価の結果から,VDT作業による疲労感蓄積および休憩による疲労感回復が確認された.頭部映像から得られる指標の結果から,頭部位置・角度の時変量,AUの平均値,視線逸脱という観点を含めた視線の時変量がVDT作業による疲労感蓄積および疲労感回復を検出する有効な指標である可能性が示唆された.
Ryota OCHI (Sun,) studied this question.