本研究は,名取川水系を対象に樹高予測モデルの河道内植生への適用性を検証した.UAV写真測量により取得した実測データとモデルによる予測値の間に決定係数R2=0.50,RMSE 4.4mの正の相関がみられた.この結果は,本モデルの河道内植生の繁茂状況を広域的に把握する上で有効であることを示している.さらに,2019から2024年の年間樹高,分布,年間変化量を推定し,繁茂・伐採箇所の空間分布を明らかにした.結果,下流部に植生が集中し,標高が高くなるにつれて平均樹高も高くなることを確認した.また,竹林について急激な成長が見られる一方,整備済み箇所において樹高変化が減少傾向を示した.これらの結果から,本手法は,物理量に基づく流域管理の判断支援に有用であるといえる.
Kaneko et al. (Thu,) studied this question.