投光器と近赤外線カメラを併用した河川浮遊ごみの夜間観測手法に関して,特に降雨時の適用性に着目した室内実験を行った.カメラ前面および水面上で人工的に降雨を再現し,昼間および夜間における浮遊ごみの観測実験を実施した.結果の評価には目視による確認に加え,物体検出モデルによる検出性能の観点からも定量的に比較することで,手法の有用性を検証した.その結果,夜間は昼間と比較して水面の写り方が安定している一方で,カメラ前面の雨滴が投光器の照射光を反射することで,目視およびモデル検出ともに著しく困難となることが確認された.この結果を受け,複数の照射方法を比較する実験を行った結果,カメラ前面を照射範囲に含めないことで,雨滴による光の反射が大幅に低減され,非降雨時と同等の検出精度が得られることが示された.
TSUKUDA et al. (Thu,) studied this question.