高等学校において課題研究などの探究的な学習活動が実施されているが,課題の設定やグループで研究を行う場合に個人をどのように評価するかが問題となる。本研究では,研究の「進捗状況」を評価できるか,およびグループ内の個人の「研究の理解」を評価できるかを検証した。x高校2年生で生物分野のグループに所属する2名,化学分野のグループに所属する2名,および物理分野のグループに所属する1名の「4つの窓」を,ルーブリックを用いて3段階の基準で評価した。この評価の妥当性を序論の記述の内容,および生徒へのインタビューの結果から検討した。その結果「4つの窓」から,研究の「進捗状況」および,グループ内の個人の「研究の理解」を評価できることが示された。さらに,ここで作成したルーブリックを用いて,x高校2年生で生物分野に所属する42名の「4つの窓」を再評価したところ,実験操作の習得に時間を要する実験を行っているグループを除き妥当性が確認された。
KAWAI et al. (Mon,) studied this question.