【はじめに】Osgood-Schlatter病(以下OSD)を有する患者に両側脛骨粗面裂離骨折を生じた稀な症例を経験したので報告する.【症例】14歳男性【既往】Crohn病,アトピー性皮膚炎,痔瘻【現病歴】初診日1週間前から両膝の軽度の痛みが出現し前医を受診,両側OSDの診断で経過観察となった.初診日,運動会の徒競走中に両膝痛を認め転倒,体動困難となり当院救急搬送となった.単純X線,CT,MRIで両側脛骨粗面裂離骨折を認め同日入院となった.【経過】受傷後5日目に両側脛骨粗面裂離骨折に対して観血的骨接合術,腱固定術を施行した.受傷後3週で右膝術創部より排膿を認め,洗浄デブリードマンを実施した.その後感染は鎮静化したが,徐々に左膝蓋骨高位を認めたため,受傷後7週に再手術(腱固定+補強)を行った.受傷後約3か月で独歩,階段昇降可能となり自宅退院した.
立花 et al. (Wed,) studied this question.