近年,循環経済やカーボンニュートラル社会の実現に向けた政策が進むなか,バイオマス資源や廃プラスチック等の活用がこれまで以上に重要になっており,その社会実装の鍵としてマスバランス方式が注目されている。日本のタイプⅰ環境ラベル「エコマーク」は1989年に開始し,再生プラスチック製品等(セグリゲーション方式)の認定を行なってきたが,それに加えて2022年にマスバランス方式による「バイオマス由来特性を割り当てたプラスチック」の取扱方針を策定し,容器包装等で認定が開始された。今後はケミカルリサイクル由来の製品への展開も予定されている。エコマーク制度の活用により,マスバランス方式を用いたバイオマス由来製品およびケミカルリサイクル由来製品の普及と,消費者の理解を後押しすることが期待される。
Ryo Ohsawa (Fri,) studied this question.