市販の試薬を用いてポリクロロナフタレン (PCNs) の特定の異性体を簡便に合成する方法を利用して, 16のテトラクロロナフタレン異性体を単独に合成した。残りの異性体もペンタクロロナフタレンの紫外線による脱塩素生成物などの形で生成させ, 同定した。また, 四置換ナフタレンの塩素置換で副生するペンタクロロナフタレンについては, 可能な塩素置換位置を解析する方法で, ペンタクロロナフタレン異性体全てを同定した。都市ゴミ焼却フライアッシュ試料中の各異性体の含有率を測定した結果, ここで供したフライアッシュ中に含まれるPCNs異性体は1, 2, 3, 6, 7-異性体が多いなど特徴あるパターンを示した。また, PCNs製剤であるハロワックスでは, 異性体分布は大きく異なった。燃焼により生成する一部の異性体は, 製剤中含有率が非常に低いため, 燃焼起源の汚染物質としての指標となる可能性を明らかにした。
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Imagawa et al. (1993) studied this question.
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