Authors
含水酸化チタン(iv)によるウラソの吸着機構を調べた。とくに含水酸化チタソ(iv)の表面ヒドロキシル基とウラン吸着との関係およびエソタルピー変化(ΔH)についてカリウム吸着と対比しながら検討した。含水酸化チタン(iv)は塩化チタン(iv)溶液にアンモニア水を添加し,20-90℃の温度で調製した。調製温度が上昇すると含水酸化チタン(iv)の表面ヒドロキシル基量は減少する。カリウムの吸着においては調製温度が低いほど吸着量は大きく,表面ヒドロキシル基量と吸着量との間には直線関係があった。これに対しウランの吸着では吸着量は調製温度の上昇とともに増加し,表面ヒドロキシル基量との間に相関関係が認められなかった。温度を変えて吸着実験を行ないΔHを求めた結果,カリウム吸着では-3.4kcal/mol,ウラン吸着では11.1kcal/mo1であった。これらの結果,含水酸化チタン(iv)によるウラン吸着は,イオン交換反応であるカリウム吸着とはいちじるしく異なった挙動を示すことがわかった。したがってウラソ吸着はより複雑な反応をともなうことが推定された。
No takes yet. Share an insight, caveat, or question.
Yamashita et al. (1978) studied this question.