1.トマトの工場的生産法の確立を最終目標とし, それを達成させる一手法として, 2段どり栽培による周年, 計画生産システムについて検討を行った.2.栽培装置に高床式のNFTを, 床面積265m2のフェンロー型ガラス室内に設置した.トマトの栽植密度は慣行の栽培法より高め, 収穫段位数は2段に限定した.播種日は3段階に分割して, 生育ステージの異なるトマトを同一温室内で栽培した.3.周年栽培の結果, 生育ステージを3分割したことにより, トマトは年間を通して, 連続的に収穫できた.品種‘桃太郎’を使用した場合, 1年間の栽培回数は, 4.5回であった.1作の栽培日数は, 6月播種で最少の98日であり, 10~12月播種では最長の150日であった.4.7~8月は高温のため, 栽培は不安定であり, 収量は1年間を通して最も低かった.それ以外の時期では, 安定した生育を示し, 温室環境のすぐれる4~6月の収穫期において最も多収となり, 1株当り2kgを越えることもあった.5.時期別の栽培所要日数が把握された結果, 年間の作付け計画図が作成できた.6.本栽培法における栽植密度は360株/aが適当と認めた.7.育苗用のロックウールブロックは, 大きいほうが充実した苗を育成でき, 定植後の生育がすぐれ, 収量も高くなった.また, 第1花房開花時の苗よりも, 開花前の苗を定植したほうが, その後の生育, 収量ともまさった.8.高温期の対策として, 根圏部冷却試験を実施したところ, 25℃および25/20℃区において高い効果を認めた.
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Kozi Sasaki (1991) studied this question.
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