赤道に於ける湧昇流や沈降流を流体力学の運動方程式に於ける非線型項を省略しないで計算する方法を考えてみた. 東方にxを, 北方にyを, 下方にzをそれぞれ正に採り, 問題を簡単にするために, 海面が西から東に下降するための東西圧力傾度は勿論省略出来ないが, 速度成分の東西傾度は省略出来ると仮定して方程式を簡略にし, 連続の条件及びψ=0という条件に依ってだげの非線型二次微分方程式を導びき, これに各層の圧力傾度の他に赤道潜流の実際の観測値や風の応力の平均値等を代入して正弦函数の級数として鉛直流を計算し得た. その結果はw (z) =wI (z) μ/ρwII (z) の如きμ/ρの一次式で表されるが, 勿論μ/ρの如何なる値に対しても実際を表わすとは考えられない. 尚圧力傾度等 (圧面の傾度), 風の応力, 潜流の東西成分等が同時に同経度が測られたわけではないから結果は単に計算の可能性を示すのみで, これに依って実際現象を説明する段階に未だ達していない.
No takes yet. Share an insight, caveat, or question.
Koji Hidaka (1966) studied this question.
Synapse has enriched one closely related paper. Consider it for comparative context: