SiO2, Al2O3, H2Oを主成分とする粘土鉱物のアロフェンの焼成による生成相のキャラクタリゼーションを種々の方法で行った. 主な生成相はスピネル相, ムライト, クリストバライトであった. スピネル相は格子定数, 赤外吸収, 比重, アルカリ処理等によってγ-アルミナと同定された. したがってその組成は純アルミナに近く, シリカはほとんど固溶していない. 975°-1050℃焼成で生成するムライトは通常の3Al2O3・2SiO2組成よりアルミナ分に富む. 1075°-1500℃焼成で生成するムライトは、 処理温度が高くなるに従って柱状晶へと成長し, その組成は3Al2O3・2SiO2に近い. クリストバライトの格子定数は純粋なもののそれより明らかに大きく, Al2O3及びFe2O3の固溶の可能性を示唆する. 分析電子顕微鏡によるとクリストバライト上のどの測定点でもAl2O3は2%以上, Fe2O3は1%以上検出される. 焼成によりアロフェンは, いったんγ-アルミナと非晶質シリカに相分解し, その後更に高温で焼成すると反応してムライトを生じ, シリカはクリストバライトに結晶化する.
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Okada et al. (1985) studied this question.