肝細胞癌患者3例から切除された肝癌組織と非癌部肝組織および5例のヒト正常肝組織のミクロソームにおけるHMG-CoA reductaseの全活性(活性型+不活性型)と活性型の酵素活性を測定した.肝細胞癌における活性型の活性は59, 28, 96pmol/min/mg microsomal proteinであり,非癌部の7.5, 6.7, 18,および正常肝の平均16.8 (8.4-31)に対して有意に増加していた.一方,全活性は癌部と非癌部および正常肝の間で有意差を認めなかった.さらに,ステロール合成能を測定したが,癌部では285, 217, 394pmol/hr/mg tissueであったのに対して,非癌部では74.8, 62.5, 127,正常肝では平均89.1 (41.2-153)であり,癌部におけるコレステロール生合成の亢進を認めた.3例における解析から,ヒト肝細胞癌におけるコレステロール生合成の亢進はHMG-CoA reductaseの活性型の増加と関連している可能性が示唆された.
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KAWATA et al. (1989) studied this question.
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