ポリプロピレン溶触物 (250℃) の毛細管流動現象を, 前報 (本誌22, 410, 505, 529 (1965)) に引き続き解析し, 末端補正効果ν (≡P/2τ-L/R) (P: 押出圧損失, τ: ずり応力, L: 毛細管長, R: 毛細管の半径) に及ぼす試料の分子量と分子量分布, および試料の調製法の影響を調べた。未分別物 (粘度平均分子量, Mv=1.93×105), 未分別物のうち, 高分子量または (および) 低分子量区分のどちらか (またはいずれも) 10% (または10%ずつ) 除去したもの3種, 分別物5種 (Mv=1.04×105~5.08×105) を試料とした。さらに, 未分別試料としては, 濃厚溶液からの急速沈殿物~希薄溶液 (0.1%) からの結晶物まで広い範囲で調製法を変更した。溶融物の流動特性は, 高化式フローテスターにより, 7種の寸法 (L/R=4~40) の紡口を利用して, 測定された。νはBagleyの方法から決定された。すべての測定を通じ, νはlogD (D: 真のずり速度) に比例し, その比例定数は分別物では, 3.5±0.2, 未分別物では, 4.3±0。2であった。同一ずり速度Dで比較すると, 同一調製法で得られた試料では分子量が大きいほど, 分布の幅が広いほど, νがより大きくなった。また, 同一試料でも, より短時間内で溶解され, より急速に生成された沈澱物ほど, νが増加した。ν対管壁における真のずり応力のプロット (Bagleyプロット) は直線を与えず, このプロットよりいわゆる回復可能なずりひずみ (recoverable shear strain) は分離, 評価できないという前報の結論を確かめた。Bagleyプロットの直線部分の勾配より求められる見かけの分子量 (からみあい間の分子量) Mcは試料のMvと逆相関にあり, Mv 1.5×105を除いてはMcはMv (Mw, Mw: 重量平均分子量) と一致しなかった。Schreiberらの論文 (J. Poly mer Sci., 58, 29 (1962))
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Kamide et al. (1967) studied this question.
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