1~4個のα-ジアゾベンジル基を組み込んだテトラフェニルポルフィリンを合成し,光分解により対応するカルベンを発生させた。得られたカルベンーポルフィリンについて,電子スペクトルおよびESRスペクトルの測定を行った。微細構造シグナル強度の10~50K領域における温度依存の実験からピス体における二つの異性体のうち,syn-体では,2個のカルベンがポルフィリン環を通して強磁性的に相互作用して,基底五重項種が生成し,一方,anti-体では反強磁性的相互作用により基底一重項種が生成していることが明らかとなった。
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Koga et al. (1989) studied this question.