デッドエンド濾過器を用いてO/Wエマルションの定圧膜濾過を下向流と上向流の両方式で行い,濾過挙動を比較した.下向流濾過では,濾過速度の逆数値を単位膜面積あたりの濾液量に対してプロットするRuthプロットは上に凸の曲線状を呈したが,上向流濾過では,Ruthの定圧濾過速度式に従い直線関係を示した.両方式での濾過挙動の相違と,油滴と連続相の密度の大小関係から,下向流濾過ではケーク剥離が生じているものと推察された.ケーク固体質量が濾液量に比例すると仮定し,流束変化の実験結果から極限平均ケーク比抵抗を求めた.下向流濾過ではケーク剥離の影響を受け,濾過の進行とともにケーク比抵抗は小さくなった.上向流濾過では,ケーク比抵抗は一定値を示し,下向流濾過で得た値よりもかなり大きくなった.この値はケーク剥離の影響を受けない真の比抵抗値であると考えられ,上向流デッドエンド濾過試験に基づく濾過特性の評価法が有用なことを示した.
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Cao et al. (2012) studied this question.
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