各種アミドの湿式酸素酸化処理を行ない,反応機構について検討し,アミドに対する本処理法の効果を評価した。反応機構に熱分解によるc-N結合の開裂と,引きつづき生成した酸あるいはアミンフラグメントの酸化分解が起こる逐次反応と,アミド自体への酸素の攻撃の二つの反応からなり立ち,アミドの熱安定性,熱分解による一次生成物の反応性,あるいはアミドの酸素に対する反応性などの要因が,両反応の寄与の程度を左右することが推定された。全般的な反応性はアミド分子中の炭素の含有率と相関関係があり,これによってアミド間の反応性の順序を推定することが可能である。染料あるいは他の化合物と比較して,アミド類の反応性は非常に低く,本処理法単独の適用は適切でないが,処理後の生物分解性が向上することから,生物処理の前処理として有効であることが見いだされた。
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Imamura et al. (1980) studied this question.