マーセル化セルロース, その他種々の再生セルロースを水およびグリセリン中で高温加熱し, 内部構造の変化を検討した。加熱処理により結晶格子構造に変化を生じ,セルロースiiは徐々にセルロースivに転移し,吸湿,膨潤性が著しく減少することは周知のとおりであったが,x線回折法による結晶度の変化は比較的少なく,必ずしも増加するという結果は得られなかった。ii,iv転移は原試料の内部構造,加熱媒体の影響を受け,結晶性の悪いアクセシビリチーの大きいものほど, またグリセリン中よりも水中の方が容易であることを認めた。なおセルロースiiの結晶格子は吸湿すると(101) 面間隔が約0.4å拡大するが,セルロースivの面間隔は変化しないことを確かめ,このことはセルロースiv生成前後の試料の吸湿,膨潤度,複屈折度などの相違に関連することを考察した。
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Yurugi et al. (1960) studied this question.
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