症例は36歳女性.出生発達に問題なく,29歳時より徐々にもの忘れが出現.35歳で易怒性,36歳で痙攣を発症し,若年性認知症と診断された.母と兄に若年発症の認知症を示唆する家族歴があった.脳MRIで頭頂葉・後部帯状回を中心に萎縮を認め,アミロイドPETでの広範な集積と脳脊髄液Aβ42/40低下・p-tau181上昇からアルツハイマー病と診断した.遺伝学的検査でPSEN1に既知のc.617G>A変異(p.G206D)をヘテロ接合性に認めた.若年発症で記憶障害に始まり精神症状・痙攣を来す臨床像は本変異の既報に合致した.本変異は本邦で未報告であり,既報とくらべてもさらに若年での発症が特徴的だった.
Funakawa et al. (Thu,) studied this question.
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