This autopsy study demonstrates that atherosclerosis progression is highly organ-specific, developing earliest and most severely in the aorta, followed by the coronary and basal cerebral arteries.
Supports organ-specific atherosclerosis progression in autopsy data; hypothesis-generating and should not yet alter clinical vascular risk assessment.
粥状硬化は全身の動脈系に一様に起こるわけではなく, 各臓器の動脈により異なった様相を呈することが知られている. 著者は加令に伴う動脈硬化の進展が, 各臓器の動脈系においてどの程度の時相のずれをもって進展してくるかを明らかにするため以下の研究を行った. すなわち, 東京都監察医務院で無選択的に得られた男女計154例の日本人屍の同一個体より, 大動脈, 冠状動脈, 脳底部動脈を摘出し, ズダンIV染色後, 硬化性病変を脂肪斑, 線維斑, 複雑病変の三群に分類し, さらにこれを point counting method を用いて評価し, 相互に比較検討した.1) 大動脈においては, 線維斑および複雑病変は20~39才以後ほぼ直線的に増加する. 部位別では腹部大動脈がもっとも高度な硬化度を示した.2) 冠状動脈における線維斑の出現率の頂点は40~59才, 複雑病変のそれは60~79才であった. 左右の冠状動脈ではアテローム硬化の程度の差は認められない.3) 脳底部動脈では, 生後1ヵ月ですでに脂肪斑が認められ, これは大動脈の初発年令に一致した. これに対して, 冠状動脈は18才であった. しかし, 動脈硬化の進展はほかの二つの動脈系に比し, きわめて緩慢である. 内頸動脈支配流域と椎骨-脳底動脈支配流域との比較では, 硬化度の程度に差異は認められなかった.4) 三つの動脈系のアテローム硬化の程度は同一年代では大動脈がもっとも強く, 冠状動脈, 脳底部動脈の順に軽度であった. また, 各動脈相互間では, 軽度に正相関を認めるが, 臓器による特異性が目立った.
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Masaaki Iwamoto (1972) studied this question.
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