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結晶性ポリスチレンの熱的性質を差動熱量計 (DSC) を用いて研究し, 結晶化による融解挙動の変化を観察するとともに, 熱履歴の違いによる非晶領域の運動の変化を非晶性ポリスチレンのそれと比較した。溶融状態から急冷した結晶性ポリスチレンはX線からは無定形であり, 226℃に融解ピーク150-190℃にcold crystallization, 83℃付近にTgが存在する。徐冷または適当な結晶化により発熱ピークは消失する。結晶化により, 他のポリマーに比較して明りょうな, 処理に対応した融解のsub-peakを見出すことができる。またstepwis eannealingにより融解の多重ピークを容易に得ることができる。無定形の結晶性ポリスチレンをTg付近で熱処理することによって, 非晶性ポリスチレンに比べて, より束縛された非晶領域の構造をとることが推定できる。また結晶化によってT0は80-85℃の間で変化し, 結晶化試料をTg付近で熱処理すると, 発熱ピークが存在する温度範囲で行なった熱処理が, 最も非晶領域の自由度を抑えることがわかった。
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Hatakeyama et al. (1969) studied this question.