種々の金属硫酸塩-硫酸錯合体を触媒としてアセトアルヂヒドの重合を検討し, 広範囲の錯合体により重合の可能なことを認めた。主として, 硫酸マグネシウム-硫酸錯合体を触媒として重合を行なった結果によれば, 触媒量0.05-1.0%の範囲では重合に顕著な影響は見られない。重合は比較的急速に進むが, -30--50℃の間に重合可能な上限温度が存在する。溶媒, あるいはビニルモノマーの共存においても重合は可能であるが, 赤外吸収スペクトルよりの知見によればビニルモノマーとの共重合は認められない。触媒非分散の状態では, 得られたポリマーの重合度は1000-2000程度に止まるが, 触媒を分散させることにより, 重合度30000以上のポリマーを高収率で得ることができる。この重合は, 塩基性物質の存在により抑制され, 液状カチオン重合であると推察される。x線回折および赤外吸収スペクトルの結果によれば, 得られたポリマーは非晶性のものである。
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Takida et al. (1963) studied this question.