ポリエチレンテレフタレートの平衡融点 (Tm0) を差動熱量計 (DSC) を用いて求め, その結果を用いてラメラの表面自由エネルギー (σe) を計算した。DSC曲線こおける結晶融解の吸熱曲線のピーク温度を融点とするならば, 種々の温度で等温結晶化して得られた試料の融点は昇温速度によって変化する。結晶サイズが小さい範囲では融点が極小になる昇温速度が存在する。これらの現象はラメラの厚化・再結晶化およびSuper heatingによって説明される。ラメラの厚化・再結晶化およびSuper heatingの効果を最小にする昇温速度で得た融点からHoffman-Weeksの式を用いてTm0を求めた。その結果, Tm0=284℃が得られた。また吸熱終了温度を融点とするとTm0=281℃が得られた。一方, ラメラのσeは約39erg/cm2となり, このσe, 分子量および結晶化度などからポリエチレンテレフタレートのラメラの結晶形態は“Sharp” folded modelよりもむしろ“Switchboard” folded modelに近いと推察される。
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Ikeda et al. (1967) studied this question.
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