【目的】寛骨臼高度骨欠損症例に対する手術は治療に難渋することが多い.今回,カスタムメイドインプラントの(T-REX)を使用した人工股関節全置換術(THA),人工股関節再置換術の4例について報告する.【症例対象】症例は77歳女性,82歳女性,77歳女性,89歳女性で,T-REXによる手術要因はそれぞれ化膿性股関節炎後,再置換術後寛骨臼サポートリングの脱転,THA後感染による二期的再置換術,primary THA後のカップ脱転であった.骨欠損はPaprosky分類で3A,3B,2C,3Aであった.各症例のCTより骨欠損部を金属で補填するカスタムメイドインプラント(T-REX)を全例後方アプローチで挿入した.1例術後感染を認め,術後最大1年半の経過であるが全例インプラントの緩みは認めていない.【考察】寛骨臼高度骨欠損を認める症例に対してT-REXによる手術を行い,概ね良好な術後成績であった.サポートリングやメタルオーギュメント等で安定性が得られないと判断する症例に対して有用な選択肢と考える.
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大角 et al. (2026) studied this question.
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