口腔乾燥症は,唾液腺の機能低下と関連して,口腔の健康に影響を与えている.口腔乾燥感は,臨床的に多くみられるが,高齢者で,特によくみられる.高齢者の口腔乾燥についての報告が多く見られるが,その多くは服用薬剤の副作用や飲水行動の制限などによると考えられる.一般に,口腔乾燥度の評価はガム法やサクソン法といった刺激唾液量の測定により行われるが,これらは,口腔乾燥度の評価では無い.そのため,これらの評価方法は,口腔機能に障害があるような要介護高齢者や障害者では対応困難な場合が多い.我々の研究では,高齢者の35.2%がいつも口腔乾燥感を自覚し,口腔乾燥状態は嚥下困難感やBMIと関連することが示されたことからも,高齢者の口腔乾燥に対する治療や口腔ケアでは,口腔の湿潤度や唾液の状態を考慮して行うことが重要だと考えられた.
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Yasuaki Kakinoki (2006) studied this question.
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