【背景】自家筋力による上腕骨骨折は腕相撲骨折と投球骨折が広く知られている.腕相撲骨折は近位部には肩内旋力,遠位部には前腕を介する外旋力が加わることで上腕骨遠位骨幹部に螺旋骨折を生じるとされる.今回,腕相撲中に受傷した同骨折に対してエンダー釘による観血的整復固定術を行い良好な経過を得た2例を報告する.【臨床経過】症例1は28歳男性で飲酒下,症例2は22歳男性でジムにて受傷.いずれも拮抗時に骨折を生じた.手術は上腕骨大結節腱板付着部より遠位でエンダー釘を挿入し,術後はfunctional brace装着下に可動域訓練を開始した.両例とも術後合併症なく骨癒合を得られた.【考察】エンダー釘による固定は腱板操作を要さず軟部組織に対して低侵襲であり,閉鎖的整復による骨折部の血流維持が可能である.固定力としては他の固定法に比べ劣るものの,遠位骨片の固定が困難な本骨折型において有用と考えられる.
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川越 et al. (2026) studied this question.
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